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建物の一部が出っ張っていることを「張り」、
引っ込んでいることを「欠け」といいます。
張りがあるとその方位のパワーがアップし、欠けていればマイナスに。
ただし、張りも欠けも、その辺の3分の1以上の場合は特に影響ありません。
「巽張りは吉相だから」と、やたらに東南を張らせても無意味。また、
東北と南西の鬼門方位は、張りも欠けも作らない方が無難です。
昔のように、家がまばらに建っていた時代では、
張り、欠けに強い影響力がありました。
しかし、現代日本の都市部ではご存じのように住宅が密集していますから、
影響力も半減します。あまり気にする必要はありませんが、
敷地に欠けがある場合、建物までそれにつき合わせてつくるのは避けるべき。
また、間取りの都合でどうしても大切な方位に欠けができてしまうなら、
その部分に屋根ツキのカーポートや物置を設置して、マイナス分をカバーするといいでしょう。
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