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4.張り・欠けの法則

 建物の一部が出っ張っていることを「張り」、 引っ込んでいることを「欠け」といいます。 張りがあるとその方位のパワーがアップし、欠けていればマイナスに。 ただし、張りも欠けも、その辺の3分の1以上の場合は特に影響ありません。 「巽張りは吉相だから」と、やたらに東南を張らせても無意味。また、 東北と南西の鬼門方位は、張りも欠けも作らない方が無難です。

 昔のように、家がまばらに建っていた時代では、 張り、欠けに強い影響力がありました。 しかし、現代日本の都市部ではご存じのように住宅が密集していますから、 影響力も半減します。あまり気にする必要はありませんが、 敷地に欠けがある場合、建物までそれにつき合わせてつくるのは避けるべき。 また、間取りの都合でどうしても大切な方位に欠けができてしまうなら、 その部分に屋根ツキのカーポートや物置を設置して、マイナス分をカバーするといいでしょう。


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