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3.鬼門の法則

 家を建てる前から、鬼門という言葉だけは知っていたという人も多いはず。 「鬼門の玄関は凶」「鬼門のトイレは病気になる」など不吉なイメージばかりが先行し、 正確に理解している人は少ないようです。 風水の発祥地である中国では、鬼門に玄関や水場が来ても気にしません。 鬼門を必要以上に恐れるのは、日本独自の発想であり、その理由のひとつが出雲大社に隠されています。

 出雲大社の守り神である大国主命は、神殿の東北に鎮座しています。 つまり、東北は古代から神の通り道であり、神聖な方位であるということ。 こわがらせておけば汚さなくなると考えおどかすような言い伝えが生まれたのでしょう。

 道路が舗装され、水洗トイレが普及した今、玄関やトイレも昔のような汚い場所ではありません。 あえて鬼門にこれらのスペースを配置するのはすすめませんが、きてしまう場合、 内装や家具に白を使い、まめに掃除するよう心がけて。さらに盛り塩をして清めてください。

※)鬼門とは
東北のを表鬼門、南西を裏鬼門(「8方位の法則」の図を参照。)といい、 その表鬼門と裏鬼門を結んだ線を鬼門ラインといいます。

【気にしなくていい迷信】


  • 鬼門の玄関、キッチンは凶
  • キッチンの中央にシンクやレンジがくると凶
  • 1、2階の逆転プランは凶
  • 勝手口がない家は凶
  • 門と玄関がまっすぐな家は凶
  • 大黒柱のない家は凶
  • 廊下の突き当たりのトイレは凶
  • 四方流れの屋根は凶


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